ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん(もとみち)
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.56 思うようにならないから借り物
~公園の草引き中~
ガンコじい
やはり、ひのきしんをすると気分が良いのー。
もとみちくん
そうですね。気持ち良いですよね。
ガンコじい
もっと多くの人に、ひのきしんの気持ち良さを知ってもらいたいの。
もとみちくん
(す、凄い。おじいさんがそんな風に思ってくれるなんて)
そしたら、おばあさんもひのきしんに誘いましょうよ。
そしたら、おばあさんもひのきしんに誘いましょうよ。
ガンコじい
えっ!? ばあさんか、ばあさんはちょっとなー。
もとみちくん
おばあさんがどうかしたんですか?
ガンコじい
いやー、ばあさんは毎日忙しそうにしておるし、そんなに信仰に詳しいわけではないし、誘っても来てくれないかもしれんし…。
もとみちくん
そんなの誘ってみないと分からないじゃないですか。誘ってみましょうよ。
ガンコじい
誘っても無駄かもしれん人は誘わない主義なんじゃ。誘うのは別の人で良いじゃろ。
もとみちくん
無駄じゃないですよ。今回断られたとしても、また誘ったら良いじゃないですか。目先の感情だけに囚われずに、次に来てくれる種を蒔くと思って、おばあさんを誘ってみましょうよ。
ガンコじい
そ、そうか。そこまで言うんじゃったら、今度ばあさんをひのきしんに誘ってみようかの。
もとみちくん
そうしましょう。夫婦揃ってひのきしんをすれば、神様もすごく喜ばれますよ。
ガンコじい
夫婦揃ってのひのきしんがそんなに良いのか?
もとみちくん
もちろん、最高ですよ!
ガンコじい
そうか。そういえば! 青年にわしの孫を紹介してやる約束じゃったの。
(第2話参照)わしに似て、とっても素直な子じゃぞ。早く青年も夫婦になりなさい。
(第2話参照)わしに似て、とっても素直な子じゃぞ。早く青年も夫婦になりなさい。
もとみちくん
えっ…! いや、そんな…気を使って頂かなくても大丈夫ですよ!
ガンコじい
なんじゃ!
わしの孫が気にいらんのか!
わしの孫が気にいらんのか!
もとみちくん
いえ、そういうわけではないんですが…
すいません、ちょっと神殿掃除の時間が迫ってますので失礼します!!
すいません、ちょっと神殿掃除の時間が迫ってますので失礼します!!
ガンコじい
ちょっと待たんか青年、せいねーーーーん!
もとみちくん
(あれ?この光景どこかで見たような…)
おさしづ
「出けん者言うた処が出けん。なれど、年限で出けるようになる。今日種を蒔いて今日に出けん。旬を見て生える。又実が出ける。」
明治32年4月2日
次回をお楽しみに−!!
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