ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん（もとみち）
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.31 美味しいと言って食べよう
ガンコじい
よう青年！
もとみちくん
おじいさん、こんにちは。
ガンコじい
今日は、ばあさんがお弁当を作ってくれたんじゃ、青年の分も作ってくれたから一緒に食べんか？
もとみちくん
本当ですか！？ありがとうございます。
ガンコじい
そうと決まれば早速食べよう。
もとみちくん
いただきます。この椎茸の煮物美味しいですね。(モグモグ)
ガンコじい
うーむ、ちょっと味が薄いのー。(モギュモギュ)
もとみちくん
この唐揚げ、味付けが抜群で最高です。(ガツガツ)
ガンコじい
味は美味いが、衣がサクサクじゃなくなってしまっとるの。(ベチャベチャ)
もとみちくん
このお漬物もしかして自家製ですか？ とっても美味しいです。(パリポリ)
ガンコじい
この漬物は、あんまり得意じゃないんじゃよなー(ヒョイッパク)
もとみちくん
ご飯の炊き加減も最高です。(カキコム)
ガンコじい
青年はなんでも美味そうに食べるの。
もとみちくん
だってものすごく美味しいですから。
ガンコじい
青年は嫌いな食べ物が出てきたらどうするんじゃ？
もとみちくん
嫌いな食べ物ですか？ あんまり無いですけど、もし出てきても「美味しい美味しい」と言って食べると思います。
ガンコじい
嫌いなものは残さないのか？
もとみちくん
はい！神様はなんでも「美味しい」と言って食べて欲しいと言われています。
食べ物も元は「生命」ですから、「美味しい」と言って僕達が喜ぶことで、その食べ物は、僕達に喜ばれた理で、出世して人間にどんどん近づいて生まれ変わっていくんですよ。
食べ物も元は「生命」ですから、「美味しい」と言って僕達が喜ぶことで、その食べ物は、僕達に喜ばれた理で、出世して人間にどんどん近づいて生まれ変わっていくんですよ。
ガンコじい
ふーん、なるほど！ つまり「美味しい」と言って食べることで、わしらの食べ物になった生命に、徳を積ませていることになるということかの？
もとみちくん
その考え方も正解だと思います。
「美味しい」と言って食べることは、ある意味その食べ物になった生命を「おたすけ」していることになるかもしれませんね。
「美味しい」と言って食べることは、ある意味その食べ物になった生命を「おたすけ」していることになるかもしれませんね。
ガンコじい
それじゃあわしも、文句を言わずに、もっと「美味しい」と言ってご飯を食べることにするぞ！
もとみちくん
良いですね！その意気です！
ガンコじい
よし、(パクッ)このエビフライ美味いなー！ (パクッ)この塩鮭も美味しいぞ！
漬物は一旦横に避けてと…(パクッ) 米も美味しい！
漬物は一旦横に避けてと…(パクッ) 米も美味しい！
もとみちくん
(それって嫌いなものは避けて、好きなもの食べて「美味しい」って言ってるだけじゃないですか！？ズルくないですか！？)
132. おいしいと言うて 仲田、山本、高井など、お屋敷で勤めている人々が、時々、近所の小川へ行って雑魚取りをする。そして、泥鰌、モロコ、エビなどをとって来る。そ...
次回をお楽しみに−！！
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