ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん(もとみち)
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.41 わしがわしがは止めておこう
ガンコじい
よう青年!
もとみちくん
おじいさんこんにちは。
ガンコじい
青年よ、この道を見てくれ。ゴミどころか枯れ葉一つ落ちてないじゃろ。
もとみちくん
ほんとだ、綺麗になってますね。
ガンコじい
実はわしが掃除したんじゃよ。
もとみちくん
そうだったんですか。綺麗にして下さって有り難うございます。
ガンコじい
わしのお陰で、気分良く道を歩けるじゃろ?
もとみちくん
はい、ここを通る皆の気分が良くなると思いますよ。
ガンコじい
うむうむ。それとあのタバコ屋のじいさんじゃが、体調がずっと悪かったのに、最近は元気になってきたじゃろ。
もとみちくん
確かに、一時期見なかったのに、最近またお店に出てきてますね。
ガンコじい
実はじいさんの体調が良くなるように、わしが神様にお願いしておったんじゃよ。
もとみちくん
そんなこともされてたんですか。タバコ屋のおじいさんが元気になって良かったですね。
ガンコじい
本当に良かった。これもわしがお願いしていたお陰じゃ。
もとみちくん
はは…、そうかもしれませんね。
ガンコじい
あとこれも、わしがお願いしたお陰で良くなった話があるんじゃが。
もとみちくん
ちょっとおじいさんすいません。あまり「わしがわしが」って思いすぎない方が良いと思いますよ。
ガンコじい
なんでじゃ?わしのお陰なのに。
もとみちくん
神様は、俺が俺がと言うのは、表面に張ってある薄紙を見ているようなもので、その先が見えているようで見えていない。とおっしゃっています。
ガンコじい
どういう意味じゃ。
もとみちくん
つまり、何でも自分がしてやったのだと思っているうちは、表面しか見えておらず、本質が分かっていない。という意味です。
ガンコじい
なんと。わしは本質が分かってなかったということなのか。
もとみちくん
少し自意識が過剰になっていたかもしれませんね。僕達の身体や身の回りのもの全ては、神様からお借りしているものだということ、そして神様の温かい親心と御守護に包まれていること。
こういったことに対する感謝の気持ちや慎みの心を忘れていては、本質が見えているとは言えないと思います。
こういったことに対する感謝の気持ちや慎みの心を忘れていては、本質が見えているとは言えないと思います。
ガンコじい
そうじゃったか。これは反省せねばいかんの。
もとみちくん
(ヤバい言い過ぎたかも)
大丈夫です。おじいさんだったら、すぐに感謝や慎みの心を持てると思いますよ。
大丈夫です。おじいさんだったら、すぐに感謝や慎みの心を持てると思いますよ。
ガンコじい
やっぱりそうじゃよな。わしにかかれば神様のことなんて、ちょちょいのちょいとすぐ理解できるに決まっておるの。
ハッハッハッハ!
ハッハッハッハ!
もとみちくん
(すぐ調子に乗るじゃないですか。おじいさんには言い過ぎくらいが丁度良いかもしれません…トホホ)
おさしづ
「俺が/\というは、薄紙貼ってあるようなもの。先は見えて見えん。」
明治24年5月10日
次回をお楽しみに−!!
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