ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん(もとみち)
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.52 人の出世を楽しもう
ガンコじい
くやしーーー!
もとみちくん
そんなに悔しがって、どうしたんですか?
ガンコじい
実はの、クリーニング屋のじいさんが新しい町内会長になったんじゃ。
わしだって、町内会長になるだけの人格を持ち合わせておるのに、なぜか推薦が無かったんじゃ。
わしだって、町内会長になるだけの人格を持ち合わせておるのに、なぜか推薦が無かったんじゃ。
もとみちくん
(どこからその自信が湧いてくるんですか…)まぁまぁ、次の機会に立候補したら良いじゃないですか。
ガンコじい
年齢的に今回がベストだったんじゃ。なのにわしより3歳も年下のじいさんが町内会長になってしまって、これが恨まずにいられるか。
もとみちくん
おじいさん、神様は人の出世を恨んだりしてはいけないと仰っているんですよ。
ガンコじい
うっ…そ、そんなこと予想しておったわい。そりゃ恨んだり、妬んだりするのはいかんじゃろ。じゃあ一体どうすればいいんじゃ?
もとみちくん
それはですね、神様は人の出世は楽しんでくれと仰ってるんです。
ガンコじい
人の出世を楽しむじゃと?
もとみちくん
はい、これは何も地位の出世だけではなく、神様に御守護頂くこと(理の出世)も楽しんでくれと、言われていると思います。
ガンコじい
ふむふむ。
もとみちくん
人の出世を楽しむからこそ、次に自分が出世する順番が少しづつ近付いてくるんですよ。
ガンコじい
なるほど!それじゃわしは、わし以外の人の出世を楽しんだ方が良いんじゃな。
もとみちくん
そうですよ。人の出世を楽しまないと損ですよ。
ガンコじい
よし、それでは青年。今まで青年はただの青年じゃったが、今日から出世して「いつでも頼れる青年」と呼ぶ事にするぞ。 ハッハッハッハッハ
もとみちくん
(えーーー!?これ以上に僕を頼る気なんですか。おじいさんも「頼る側」から「頼られる側」に、早く出世して下さい。)
おさしづ
「人の出世楽しんでくれにゃならん。ほんにこれでこそ道の理かと。楽しんでくれてこそ道であろ。人の出世恨み嫉みは道ではない。空を見て、空の理楽しむなら日々近付く理である程に/\」
明治32年2月2日
次回をお楽しみに−!!
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