ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん（もとみち）
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.81 何度も同じ間違いはダメ
もとみちくん
さあ、今日は公園の掃除を張り切ってしましょう。
ガンコじい
青年はやる気マンマンじゃが、掃除はめんどくさいのー。ちょっとサボっちゃおっと。
もとみちくん
ピピーッ！ ちょっとおじいさん、そんな堂々とサボらないで下さい。
ガンコじい
じゃあこっそりサボったらいいのか？
もとみちくん
そういうことじゃないです。
真面目に掃除しましょうよ。
真面目に掃除しましょうよ。
ガンコじい
仕方ないのー、真面目にするか。
ー 次の日 ー
もとみちくん
さあ、今日は商店街のゴミ拾いを張り切ってしましょう。
ガンコじい
今日も今日とて、掃除はめんどくさいのー。ちょっとサボっちゃおっと。
もとみちくん
ピピーッ！ちょっとおじいさん、またサボってるんですか。
ガンコじい
ゲッ！もうバレてしまったか。
もとみちくん
おじいさん。何度も同じことを繰り返していたら、取り返しのつかない事になっちゃいますよ。
ガンコじい
取り返しがつかない事ってなんなんじゃ？
もとみちくん
それはですね、神様の道を第一に考える心で通れば、心の汚れも剥がれていきます。
ガンコじい
ふむふむ。
もとみちくん
でも、同じ過ちを何度も繰り返すようになると、中々汚れが剥げなくなってしまうんです。
ガンコじい
心の汚れが落ちにくくなると言うことか。
もとみちくん
そうです。そして、起こってくる事は全て「心通りの守護」と教えられていますので…
ガンコじい
それは取り返しのつかんことになりそうじゃの。
もとみちくん
はい。ですから、真面目に掃除をやりましょう。
ガンコじい
うむ。心を入れ替えて掃除を頑張るぞ。
もとみちくん
はい！（あれ、おじいさんが素直で嬉しいはずなのに、オチの無い寂しさを感じる気が…）
おさしづ
「さあ、しっかり心一つの理を改め。こうという理が立てば、追々に汚れた理も剥げる。たった一度ぐらいなら、こうと言えばそれで済むなれど、何度何度の理が重なればどうもならん。」
（明治27年12月1日）
次回をお楽しみに−！！
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