ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん（もとみち）
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.64 隣のほこりはよく見える
ガンコじい
許せん。許すことができんぞ。
もとみちくん
一体どうしたんですか？
ガンコじい
青年よ、わしって正義感が人一倍強いじゃろ？
もとみちくん
そうなんですか？
ガンコじい
当たり前じゃろ！
もとみちくん
す、すみません。それで許せないことがあったんですか？
ガンコじい
そうじゃ、クリーニング屋の爺さんが、アルバイトの青年にパワハラをしておったんじゃよ。
もとみちくん
えー本当ですか！？ 一体どんなパワハラをしていたんですか？
ガンコじい
例えば、アルバイトの子は乗り気ではないのに、無理矢理ラーメンに付き合わされておったんじゃ。
もとみちくん
ラーメンですか。な、なるほど。
ガンコじい
まだあるぞ、クリーニング屋の爺さんは「アルバイトの相談に乗っている。頼られている。」と自慢してきたんじゃが、他の人に聞いてみたところ、アルバイトの子は無理矢理悩み相談をさせられているらしい。
もとみちくん
む、無理矢理悩み相談ですか。
ガンコじい
更にじゃ、そのアルバイトの子は聞きたくもない、クリーニング屋の爺さんの愚痴をしょっちゅう聞かされておるんじゃ。
もとみちくん
な、なるほど。
ガンコじい
こんな酷い事をしておるクリーニング屋の爺さんを、正義感の強いわしはほっておけん。
もとみちくん
あの、ちょっといいですか？
ガンコじい
なんじゃ。
もとみちくん
そのクリーニング屋のお爺さんがアルバイトの子にしていることを、そっくりそのまま僕もおじいさんからされているんですが…
ガンコじい
な、な、な、なんじゃと。そ、そんな事わしはしておらんぞ。
もとみちくん
証拠はあります。「求道くんの教理勉強」の直近3つの回（vol.61~63）を思い出して下さい。
ガンコじい
そ、そういえば、そんな事もあったかもしれんの…
もとみちくん
神様も「よそのほこりは見えて、内々のほこりは見えん」と言われています。自分の心使いは見えにくいですから、気を付けた方がいいですよ。
ガンコじい
（ショボーン）
もとみちくん
（しまった言い過ぎた）で、でも、おじいさんの正義感は素晴らしいと思いますよ。
ガンコじい
ほんとに？
もとみちくん
ほんとです
ガンコじい
ほんとに？×２
もとみちくん
ほんとに×２
ガンコじい
いやーやっぱり細かい事より、正義感を持つ事が一番大事じゃよな。ハッハッハッハ
もとみちくん
（おじいさんの扱いは大変だ）
おさしづ
「このくらい運び、これくらい尽くしているのに掃除々々何でやろうと思う。よそのほこりは見えて、内々のほこりが見えん。」
明治24年11月15日
次回をお楽しみに−！！
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