ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん(もとみち)
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.73 満足を与えよう
ガンコじい
よお、青年。
もとみちくん
おじいさんこんにちは。
ガンコじい
おや、子供がこっちに向かってきとるぞ。
少年
お兄ちゃん、この前はありがとう。
もとみちくん
この前は楽しかったね、また遊ぼうね。
ガンコじい
なんじゃあのがきんちょは。
もとみちくん
近所の子で、時々一緒に遊んでいるんですよ。
ガンコじい
そうなのか、よくやるのお。
ヤンキー兄ちゃん
もとみちくーん!
ガンコじい
次はなんじゃ!?
ヤンキー兄ちゃん
この前はありがとうございました。お陰様で、両親とも仲直りできました。
もとみちくん
そうですか。仲直り出来て良かったですね。
ガンコじい
この、ヤンキーの兄ちゃんも知り合いか。
もとみちくん
はい。この前困った顔して公園にいたので、声をかけたんです。
ガンコじい
そ、そうか。すごいの。
母A
もとみちさん。
ガンコじい
今度はなんじゃ!?
母A
この前は、屋根の修理手伝ってくれてありがとう。おかず一杯作ったから、後で取りにきてね。
もとみちくん
うわーそれは嬉しいな。ありがとうございます。
ガンコじい
あの奥さんも知り合いか?
もとみちくん
そうですよ。色々とお手伝いさせて貰ってて、仲良くして下さるんです。
ガンコじい
青年はなんでそんなに人気者なんじゃ。
もとみちくん
いやいや。そんな人気者じゃないですよ。
ガンコじい
人気者じゃよ! 皆喜んで声を掛けてくるじゃないか。
もとみちくん
心当たりがあるとすれば、神様が「心を寄せた者には十分満足させてやって欲しい」と言われていた事を、常に心に置いているからかもしれませんね。
ガンコじい
ほー、神様はそんなことを言われておるのか。
もとみちくん
はい! しかも、相手に満足して貰うと、こちらもとっても良い気持ちになるんですよ。
ガンコじい
なるほど! 満足してもらうと、こっちも満足するんじゃな。それはちょうど良かった。青年に満足してもらおうと思って、青年の好きなお菓子を段ボール一杯もってきたんじゃ。
もとみちくん
本当ですか!?ありがとうございます。
ガンコじい
賞味期限がもうすぐなんじゃが、青年なら食べきれると思っての。
もとみちくん
す、凄い量ですね。食べきれるか心配です。(賞味期限ギリギリだとお裾分けできないかも…)
ガンコじい
なんじゃ嬉しくないのか?
もとみちくん
いえいえ、そんなことないですよ。大満足です。
ガンコじい
そうか。青年に満足して貰えて、わしは満足じゃ。ハッハッハッハ。
もとみちくん
僕もおじいさんに満足して貰えてよかったです。(おじいさんに満足してもらうのは、一苦労です。トホホ)
おさしづ
「皆遠く所から厭わずして来る心だけ受け取って、十分満足与えてやらにゃならん。満足すれば一所やない。世界に映る。不足で行く〳〵すれば、理が消えて了う。、何処までも皆々満足集まって道と言う。」
(明治37年2月6日)
次回をお楽しみに−!!
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