ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん（もとみち）
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.77 結構だとは分かってるんだけど
もとみちくん
こんにちは
ガンコじい
よう青年。
もとみちくん
あれ？ 今日はなんだか元気がないですね。
ガンコじい
実は、青年から色々と教えてもらって、毎日神様から御守護いただいておることは分かっておるんじゃが、どうしても気持ちが付いてこなくての。
もとみちくん
それで元気がなかったんですか？
ガンコじい
実際、病気になるとしんどいじゃろ？「これは神様からの手引きだ」と頭で理解していても、不満が溜まってしまうんじゃ。
もとみちくん
そうでしたか。お気持ちはよく分かりますが、そのままではまずいかもしれませんね。
ガンコじい
やっぱりそうじゃよな…
もとみちくん
はい。厳しいかもしれませんが、不満を持つと悪い状況がだんだん自分の身の周りに迫ってくるんです。
ガンコじい
でも、そんなこと言ったって不満は溜まるし、しんどい時はしんどいんじゃないか。
もとみちくん
実は、不満が溜まる原因はしんどいからじゃないんですよ。
ガンコじい
そうなのか？
もとみちくん
はい。不満が溜まる原因は「分からないから」なんです。
ガンコじい
「分からない」とはどういうことなんじゃ？
もとみちくん
例えば、無断で約束をすっぽかされたら腹が立ちますよね。
ガンコじい
そんなの当たり前じゃ。
もとみちくん
でも、「風邪を引いたから約束を守れなくなったごめん」と連絡が来て、理由を知っていれば腹が立ちませんよね。
ガンコじい
確かにそうじゃの。
もとみちくん
これと同じで、おじいさんが不満に思うのは、しんどくなる理由が分からないからじゃないでしょうか？。
ガンコじい
なるほど！ 確かにわしは、自分がしんどくなる理由が分からなかったから、「神様の手引き」と言われても、ピンとこなかったんじゃ。
もとみちくん
やはりそうでしたか。
ガンコじい
流石青年！ 何でもお見通しじゃの。それじゃあ早速、わしがしんどくなった理由を教えてくれ！
もとみちくん
それはですね… 自分で悟っていかなくてはいけなくてですね… 神様の教えを詳しく学び、身に付けて、自分の心と照らし合わせていかなきゃいけないんですが…
ガンコじい
なんだか急に小難しくなったの…
もとみちくん
（伝える力が未熟ですみません…）
おさしづ
「結構の事情は分かれども。不足という事情、あちらこちら迫り、判然せず、発散せず、これをしいかりいかなる話も伝えてくれ」
（明治24年9月30日）
次回をお楽しみに−！！
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