こころのホームルーム

9限目: 誰にでもできる御供

大教会の朝づとめ

今、私は毎日大教会でご用をさせていただいています。

大教会のおつとめはすごいんです。大教会の子供たちが夕づとめだけでなく、朝づとめも参拝するんですね。

今は朝づとめが5時15分ですが、眠たい目をこすりながらも神殿に来て、小学生の子達は、てをどりまなびの鳴物をつとめます。

夕づとめも子供達が来て、小さい子も「なむてんりをうのみこと」の神名を大きな声で歌っていて、一緒につとめる大人達も嬉しい気持ちになります。

私といえば、教会の子あるあるで、小さいときはおつとめがすごい嫌で、アニメの時間と被ってアニメは見れないし、友達と遊んでる最中におつとめに呼ばれて、「なんで自分だけ」とすごく不足をしたものです。皆さんの中にもそういう経験を持っている方がいると思います。

でも大人になるにつれて、にをいがけ・おたすけを通して、おつとめの有難さに気づいて、このおつとめでどんな人も、どんなこともたすかるんだと、おつとめのおかげで毎日を結構に通らせていただいていると思えるようになりました。

時間のお供え

また、あるとき会長さんから聞かせてもらったことがあります。それは、

会長さん

毎日を過ごす中で、神様の為に時間を使うことが大事だよ

それは神様に、「時間をお供えする」事だということです。

毎日神殿に足を運びおつとめをする、また月次祭に足を運ぶ、人のたすかりを願っておたすけお願いカードを書く、教会のひのきしんをさせていただく、この2・30分の時間がなかなか作れません。

しかしその自分の時間を、神様にお供えさせて頂くことが大事だと聞かせていただきました。

世界中の人々は国、生きていく環境や容姿などそれぞれに違いはあります。親を選べないことで、今の現状を嘆く”親ガチャ”といわれる言葉も少し前に流行りました。

でも、唯一世界中の人間に同じようにあるものは「時間」です。

どれだけお金持ちでも、時間を買うことはできません。どれだけ環境が良くなくても、その中の時間の使い方によって、大きく成長することだってできます。

同じように時間は過ぎていきます。しかし、自分に与えられている今この時間を何に使うか、何に使ってきたかで、これからの生き方は大きく変わってきます。

その時間を神様にお供えすることは、すごく大切なことだと思います。

眠たい時間をお供えして、目をこすりながら朝づとめをする子供達の姿をみて、親神様はとてもお喜びになっているだろうなと、時間の御供の大切さを毎日思わせて頂いている大教会での日々です。