こころのホームルーム

11限目: 互い立て合いたすけ合い

互い立て合いたすけ合い

昔から言われている事ですが、「人」という字は支え合う姿を表しているといいます。

格闘家など、どんなに身体を鍛えて強そうな人でも、一人では生きてはいけません。ましてやケガをしたり病気になれば、人の世話にならなければなりません。そう考えると、私たち人間は強そうでいて案外、弱いものです。

そして、誰にでも長所があり、短所もあるものです。だからこそ皆違うわけです。皆完璧ではなく不完全で、違うからこそ、互いに力を合わせて進んでいくのです。

せかいぢうたがいにたすけするならば
月日も心みなひきうける  (十三・38)

世界中の人間が互い立て合いたすけ合いをするならば、親神様はその誠の心を受け取って、陽気ぐらしへと導いてくださいます。

人は皆、考え方、ものの見方、徳分、与えられた環境が違います。違うからこそ、それぞれの足りないところを補い合い、たすけ合いが必要になるのだと思います。

「互い立て合いたすけ合い」を合言葉に少しでも周りの人の支えになれるよう、日々を心明るく過ごしていきましょう。