雨も親神様のお働き
今年も梅雨の季節がやってきました。
皆さんは、雨は好きですか? 私は、どちらかというと、雨が好きです。
ここ最近起きているような豪雨は別として、ザーザー・シトシト降る雨は、空気中のほこりを流してくれて木々の緑が鮮やかに見えるような気がして何か落ち着いた気持ちになります。
せっかく楽しみにしていた行事が中止になると、つい雨を恨んでしまうこともありますが、田植えの時期には必要だし、美味しいミカンも雨が降らないと、味に影響がでてくるそうです。
学生の頃、さんさいの里というおぢばのキャンプ場でキャンプをしたことがありました。そこで「降っても照ってもニコニコと!」という合言葉があったのです。
その時は、雨だとジメジメするし晴れたほうが気持ちいいやん、と思っていました。
教祖の御在世中、なかなか雨が降らずに干ばつになったことがあり、その時教祖は、「雨降るも神、降らぬも神、みな神の自由」とおっしゃったそうです。
この世の中は、親神様の懐住まいと聞かせていただきます。そうなんです。雨の日も晴れの日も、どちらも親神様のお働きなんですね。
これからの雨にも、そのお働きに感謝して過ごせたら、それまで気がつかなかったいろんな発見が出来るかもしれません。
雨の中、アジサイの花が一段ときれいに咲いて、かたつむりも嬉しそうです。