逸話篇

38. 東山から

 明治七年頃、教祖は、よく、次のような歌を口ずさんでおられた、という。
「東山からお出やる月は
さんさ小車おすがよに
いよさの水車でドン、ドン、ドン」
節は、「高い山から」の節であった。