逸話篇 77. 栗の節句 松森 芳夫 2019年4月1日 教祖は、ある時、増井りんに、 「九月九日は、栗の節句と言うているが、栗の節句とは、苦がなくなるということである。栗はイガの剛いものである。そのイガをとれば、中に皮があり、又、渋がある。その皮なり渋をとれば、まことに味のよい実が出て来るで。人間も、理を聞いて、イガや渋をとったら、心にうまい味わいを持つようになるのやで。」 と、お聞かせ下された。 #増井りん 心遣い