逸話篇 127. 東京々々、長崎 松森 芳夫 2019年4月1日 明治十六年秋、上原佐助は、おぢばへ帰って、教祖にお目通りさせて頂いた。この時はからずも、教祖から、 「東京々々、長崎。」 というお言葉を頂き、赤衣を頂戴した。 この感激から、深く決意するところがあって、後日、佐助は家をたたんで、単身、赤衣を奉戴して、東京布教に出発したのである。 #上原佐助