ー 人物紹介 ー
Introduction
求道くん（もとみち）
高岡に繋がるお道熱心な青年会員
ガンコじい
にをいがけ先で出会った頑固じいさん
Vol.15 欲しい人に貰ってもらったらもっと結構
ガンコじい
あちーぞー、あちーぞ青年。
もとみちくん
いやー、暑過ぎて溶けちゃいそうですね。
ガンコじい
溶ける？アイスクリームでも持っとるのか？
もとみちくん
いえ、アイスクリームではなくて。体が溶けてしまいそうってことです。
ガンコじい
なんじゃそういうことか。
そうじゃ、実は今アイスクリームを買いに行っておったんじゃが、せっかくじゃから青年にも1つ分けてやろう。
そうじゃ、実は今アイスクリームを買いに行っておったんじゃが、せっかくじゃから青年にも1つ分けてやろう。
もとみちくん
本当ですか。ありがとうございます。
ガンコじい
ちょっと待っとれよ…、あれ…、アイスが無いぞ。
もとみちくん
どうしちゃったんでしょう？
ガンコじい
しまった！きっとスーパーに置き忘れてしもうたんじゃ。急いで取りに戻らねば。
もとみちくん
僕も一緒に行きます。
～スーパー到着～
ガンコじい
無い、何処にもアイスがないぞ。
もとみちくん
見当たらないですね。残念です。
ガンコじい
せっかくアイスを買ったのに。誰かが盗ったんじゃな、悔しいぞ青年。
もとみちくん
悔しいですね。
お爺さん、実はこんな時にどんな風に考えれば良いか、神様は教えて下さっているんですよ。
お爺さん、実はこんな時にどんな風に考えれば良いか、神様は教えて下さっているんですよ。
ガンコじい
なに？どんな風に考えるんじゃ。
もとみちくん
それはですね、
「欲しい人に貰ってもらったら、もっと結構だ」という考え方です。
「欲しい人に貰ってもらったら、もっと結構だ」という考え方です。
ガンコじい
何、もっと結構じゃと、どういうことじゃ？
もとみちくん
それはですね、お爺さんがアイスを食べて喜ぶよりも、お爺さんのアイスを誰か別の人が食べて喜んで頂く方が、神様はお喜びになって徳を下さるんですよ。
ガンコじい
神様は徳を下さるのか？
もとみちくん
はい、神様の目から見れば、アイスを食べるよりも、そのアイスで他の人に喜んでもらう方が、もっと結構に見えると聞かせて頂きます。
ガンコじい
そうなのか、何事も自分を喜ばせるよりも、人を喜ばせた方が神様は喜んで下さり、徳が積めるということじゃな。
もとみちくん
そうです！さすがお爺さん、分かって頂けて良かったです。
ガンコじい
いやいや、それほどでもないぞ。
(そうじゃ良いこと思い付いた💡)
(そうじゃ良いこと思い付いた💡)
ガンコじい
それにしても、やはりアイスが食べたいのー、誰か買ってくれんかのー。
もとみちくん
(あれ…？これはアイスをおねだりされてる？)
ガンコじい
(ジーーッ)
もとみちくん
それは、僕にアイスを買って欲しいということですか？
ガンコじい
おっ青年、買ってくれるのか、ありがとう！
いやー、欲しい人に貰ってもらえば、もっと結構じゃな。良かったな！
ハッハッハッハッハ
いやー、欲しい人に貰ってもらえば、もっと結構じゃな。良かったな！
ハッハッハッハッハ
もとみちくん
は、はい…
（しまった、言った手前、買うのが断りにくい。お爺さんの悪知恵に完敗です。）
（しまった、言った手前、買うのが断りにくい。お爺さんの悪知恵に完敗です。）
39. もっと結構
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次回をお楽しみに−！！
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