ねぇ。聞いて聞いて!

Ep.06「コロナが気付かせてくれたこと」

 朝、目が覚めた。体の調子も良さそうだ。本当に有難い。

 朝づとめにて、今日一日お与え頂いている立場の御用を無事につとめさせて頂けるようにと、親神様、教祖にお願い申し上げ、祖霊様にお力添えを頂くようにとお願いさせて頂く。

 現在の世の中はコロナ禍で、今まで当たり前に過ごしてきた日常や教会活動、行事等が制限され、思うように動けないでいます。そして、世界中の多くの人が不安で不自由な生活を余儀なくされ、誰もが経験したことのない日々の中にいます。

日々の当たり前が有難い

 多くの人が命を落とし、毎日耳にする言葉は暗く悲しいニュースが多くなりました。人々は早くもとの生活ができるようにと望んでいます。けれどもこのような中で強く感じるのは、何気ない日常、平凡な生活がいかに幸せで有難いことであるかということです。多くの人々が感じていることでしょう。

 そして高齢者と呼ばれる歳になると、一日一日の健康がどれほど有難いことかと喜びと感謝の日々なのです。今、その喜びを胸に、人様に喜んで頂きたいと、自分にできることから日々心がけてつとめさせて頂いています。

 行動は制限されていても心の働きは自由自在です。心をしっかり働かせると、まだまだできることが見えてきます。自分にお与え頂いている立場の役割をよく思案して、今どのような形で、どのような方法でつとめさせて頂けるのかをしっかり考えていきたいと思います。そして実行したいと思います。

をやのめにかのふたものハにち/\に
だん/\心いさむばかりや   

おふでさき(十五・66)

 私が最近いちばん嬉しかったことは、何と言っても天理大学ラグビー部の優勝です。教内の新聞はもとより、一般誌にも黒ジャージーの天理の文字があふれ、部員たちの素晴らしさ、人間性、監督さんの考え方などが書いてあって、本当に大きな大きなにをいがけになったと喜んでいます。

K.D